猫がご飯を食べないで吐く脱水症状起こすのはなぜ?

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猫がご飯を食べないで吐く原因が急性腎不全の時の症状

猫さんがご飯を食べないで吐いたり、脱水症状をおこし、さらに口臭が気になる場合、猫の急性腎不全が考えられます。

急性腎不全は急激に肝臓の働きが低下する病気で、食欲が低下し、元気がなくなり、おしっこの量が明らかに減るとかあるいはまったく出ない、頻繁に吐くなどの症状がみられます。

症状は急激に悪化して、治療が遅れると脱水をおこし、口臭がきつくなったり、ひどい場合は痙攣(けいれん)体温低下、昏睡(こんすい)といった症状があらわれ、命に関わる場合もあるようです。

猫が急性腎不全の時の予防

猫の急性腎不全の予防

急性腎不全の予防には、子猫のうちからワクチンの接種や、人間用に味付けされた食品をあげない、清潔なトイレを用意するなどの健康管理をするとともに、ワクチンで予防できない感染症にならないように、また、ひろい食いなどして、中毒を起こさないように、室内で飼うことに徹することがいいようです。

6歳~7歳頃から、年に1度は動物病院で定期検査をして、腎臓の状態のチェックをするようにしておくのが良いようです。

急性腎不全の症状に当てはまる症状がみられた場合、症状が軽いうちに治療を行うことが大事です。

ポイントは、一度発病すると完治が不可能な慢性の腎不全とちがって、腎機能がこわれていないうちに治療できれば、回復する可能性がある病気なので、早期発見、早期治療を心がけていただければと思います。

猫の慢性腎不全の予防

猫の慢性腎不全の場合は、徐々に腎臓の機能が低下し中年齢から高年齢の猫に多い病気で水をたくさん飲むようになっておしっこの量が増えたとか初期の場合はこれ以外目立った症状はないようです。

なので、ふだんから水を飲む量やおしっこの量が多すぎないかチェックしておくとよいかもしれません。

尿検査でも異常が見つけられる可能性があるので定期的な尿検査で早期に発見できるのがいいです。

慢性腎不全は13歳以上の中年齢~高年齢の猫の約2割が発症しているようで、これは、高年齢になると急に発症するというわけではなく、若いうちから徐々に進行してゆく病気なようです。

普段(若いうち)から水を多く飲ませるとか、食事のミネラル分を控えるなどの方法で、腎臓になるべく負担をかけないようにして、病気の進行を遅らせることが大事だということです。

日ごろから、うちの猫さんの食欲や、おしっこの量や、うんちの量や回数などよ~く、でも、さりげなく観察してあげましょう。

あまり、心配してトイレを観察している風だと猫さんも心配になるのか、自分の横にひょっこり座って一緒に見ているときがありました。

つうじているかいないかは別として、「大丈夫。心配ない。」といってやりました。そして私自身も落ち着くという・・・(^-^;

※猫がご飯を食べないで吐く原因が病気であることが疑われる場合、まずは早めに、動物病院に相談されるのが良いかと思います。

→「 猫の動物病院を選ぶ方法-8つのポイント 」

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