猫の子宮ガンは、子宮に主に腺がんなどの悪性腫瘍ができる病気で、
発症すると外陰部からおりものが見られるようになります。
猫の場合、犬ほど発症する確率は高くありませんが、決して油断できない病気です。
おもりやお腹のしこりに気がついたら、すぐに病院につれていきましょう。
猫の食欲ない原因が子宮ガンの時の症状
子宮がんになると、外陰部からおりものが長期にわたって見られるようになります。
おりものはサラサラした液体状のこともあれば、膿や血が混じっていることもありま
す。
この他には、性周期の異常や、おう吐や便秘、下痢のほか、食欲がなくなったり(食
欲不振)お腹が膨らんできたり、元気がなく、寝てばかりいたりといった症状になる
ようです。
腫瘍が大きくなってくると、お腹のふくらみが次第に目立つようになり、
お腹に触れるとしこりが感じられることがあります。
猫が子宮ガンで食欲ない原因
猫の子宮ガンの原因は、よくわかっていないようです。
ただし、猫の子宮がんでおもにみられる腺ガンと呼ばれるガン(悪性腫瘍)は、
子宮からいろいろな部位に転移しやすい傾向があります。
猫の食欲ない原因が子宮ガンの時の予防
猫の子宮ガンの予防。猫の子宮がんを予防することは、困難です。
しかし、若いうちに卵巣と子宮を摘出する避妊手術をおこなえば、子宮ガンになる確
率を低くおさえることができます。
猫が子宮ガンの時の治療
子宮がんの可能性がある場合は、外科手術によって、子宮と卵巣を摘出します。
ただ、子宮がんは非常に悪性度が高いため、発見時にはすでに転移している場合もあ
ります。
※猫さんの食欲ない原因が病気であることが疑われる場合、まずは早めに、動物病院に相談されるのが良いかと思います。