猫の糖尿病が原因の時の症状
猫さんの食欲モリモリあるのに体重が増えないもしくは、体重が減る場合、猫の糖尿病かもしれません。
他の症状を知るための観察どころは、水をたくさん飲む。水をたくさん飲むがために、おしっこの量がかなり増えるといった症状が初期段階にみられるようです。
症状が進行すると、神経系に異常が出てかかとを地面につけてあるくというような下半身に運動機能障害がおこり不自然な歩き方をするようになります。
ほかに、いろいろな感染症にかかりやすくなり、細菌性の膀胱炎や皮膚炎をおこすことがあるようです。
猫さん糖尿病が進行すると、徐々に体重が減ってゆき、さらには、食欲がなくなっていくようです。
ほか、代謝異常から、吐いたり(嘔吐)、下痢をしたり、意識障害をおこしてふらついたり、といったような症状が出るようです。
また、糖尿病では、ほかの病気も併発することもあり、肝疾患(かんしっかん)により腎障害や、脂肪肝などにより、黄疸(おうだん)が見られる場合もあります。
猫の糖尿病にになりやすい年齢は7歳以降からの発症が多い病気で、高齢になるにつれ発症しやすくなり、
避妊済みの女の子より去勢済みの男の子のほうが、1.5倍~2倍ほど発症しやすく、肥満の猫さんに多いようです。
猫が糖尿病の原因
猫さんの糖尿病の原因は、遺伝的要素や、肥満、長期にわたるストレスなどいろいろな要因が複数あわさって発症するといわれているようです。
糖尿病になると、オシッコの中に糖が出るので、猫さんの健康診断のときは、尿検査もしてもらうのが良いと思います。
猫の食欲ない原因が糖尿病の時の予防&対処法
猫の糖尿病の予防
猫の糖尿病予防は、肥満にさせないことです。太っている猫って愛らしくて可愛いのですが、
猫がモグモグご飯を食べているすがたが好きなのですが、「ご飯まだぁ?」とつぶらな瞳で言われても「もっと食べたいのににゃ~」といわれようが、グッとこらえて、食事管理をしっかりしましょう。
猫の糖尿病の対処法
猫のメタボをダイエットで対処する。1日のカロリーを徐々に減らす必要があります。
そこで、摂取カロリーの減らし方ですが、まず、ダイエット用フードではなかった場合は、ダイエット用フードに変えて、
現在の猫さんの体重に合わせたカロリー分用意し、そこから3割減らします。
そして、1日分のご飯を数回に分けてあげるのがよいようです。できれば、4回~6回に分けてあげてください。
1回に食べる量が減ると、スムーズに消化することができるため脂肪の蓄積を防ぐことができるようです。
それに、ちょこちょこと、モグモグできる(食べる)ことで、楽しみが増えて、ダイエットのストレスを軽くしてあげられるのです。
こっちとしても、ご飯食べたいといわれてあげられない辛さが軽減しますよね。これを続けることで、猫さんの胃が小さくなり、これが普通の食欲になるでしょう。
目安は、一週間続けて、1~2%の体重減量が見られたらOKです。
減量が見られない場合は、一日のご飯の量の3割減らした分からさらに、1割減らして、その後も一週間に1~2%の減量が見られるようご飯の量を調整してあげてください。
猫のメタボ改善にはどんなキャットフードが良いのか?
猫さんがひどい肥満になってしまった場合には、猫のダイエット用療法食というものがあります。
カロリーは抑えても栄養は100%とれるように作られているご飯です。
獣医さんにおつとめのモノがあるか相談してみるといいかもしれません。